Q.
弦はだいたいどれくらいで交換すればいいんですか?

A.

弦の交換時期は

1.切れたら変える(当たり前ですね、笑)
2.サビたら変える
3.弦が死んだら変える

です。

1.切れたら変える

弦は切れたら交換します。

たまに、数ヶ月間使っていた弦の1本だけが切れたので
その1本のみを変える人を見かけますが
あまり良いことではありません。
ただし、変えたばかりの弦でしたら問題ありません。
基本的には、弦は1本切れたら全ての弦を交換するようにしましょう。

2.サビたら変える

1〜3弦が分かりやすいですが、弦はサビると
黒くなってきます。
弦が黒くなってきたら変えて下さい。

弦がサビない対策としては、練習が終わった後に
弦をクロスなどで拭く習慣をつけておくと良いです。
特に手に汗をかいた時は必ず拭くようにしてください。
そのまま放置しておくとサビてしまいます。

3.弦が死んだら変える

初心者の人が一番知りたいのは、ここだと思うんですが
まず「弦が死ぬ」(あんまり良い表現ではないですね。)
という状態について。

弦を新品に張り替えたばかりの頃と、張り替えてから
1〜2週間程たった頃だと(もちろん毎日ギターを弾いていること
が前提です。)音が変わりますよね?

この変化が良く分からないという人は
今度弦を交換したときにでも注意して聞いてみて下さい。
出来れば弦を替えた日と1〜2週間後とかで音を録音して聴いてみると
違いが分かりやすいです。
特に低音弦(4~6弦)が分かりやすいでしょう。

変化を言葉で表現するのは難しいですが、音に
「艶(つや)」や「輝き」や「張り」みたいなものが
無くなってきます。
歪んだ音だと「エッジ感」も薄くなってきます。
そしてだんだんとコモった感じの音になってきます。
このようになってしまったら弦が死んでいる状態です。

こういった弦を使っていると音の「抜け」が
悪くなるので無駄に力を入れて弾いてしまうなど
あまり良いことがありません。
その結果、悪いクセがついてしまう可能性もあります。
ですので弦が死んだ状態になってしまったら交換して下さい。

ギターを弾く頻度や練習時間などによって個人差もありますが
大体の目安としては、

・毎日たくさん練習する人で2週間~1ヶ月程。
・毎日弾かない人やそれ程たくさん練習しない人で
1ヶ月~2ヶ月程。

くらいです。

後は、ライブや録音の前などは必ず交換しましょう。

交換時期とは関係ないですが、弦のメーカーによっても
音は結構違うので色々なメーカーの弦を試して
みるのも面白いです。

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