音叉を使ったチューニング方法

チューニングを合わせる方法には
チューナーを使う方法とは別に
音叉を使って自分の耳で聴いて合わせる
方法があります。

音叉というのは、下の写真の物です。

onsa
音叉

初心者の頃はチューナーを使って
合わせる方法がオススメですが、
少し慣れてきたら、自分の耳を鍛える事にも
つながりますので、ぜひ音叉を使ったチューニングにも
挑戦してみて下さい。

それでは、音叉を使ったチューニング方法を
紹介しましょう。

まず、音叉で音を聴く方法は大きく分けて
3種類ほどあります。

2又の方を自分の耳に近づけて音を聴く

一つ目の方法は、まず、音叉の棒の部分(2又ではない方)
を持って、2又に分かれている方を軽くギターのボディーなどの
硬い部分に当てます。
(ここは3種類とも共通する部分です。)

onsa2
上の部分を硬い物に当てて音を出します。

硬い物ならボディーではなくてもネックでも
机でもなんでも良いです。
(音叉の音を出すのが目的なので。)

ただし、あまり強く当てるとギターにキズがついて
しまったりするので軽く当てるようにして下さい。

そして、そのまま2又に分かれている方を
自分の耳に近づけて下さい。

そうすると、音が聴こえます。

先の丸い方をギターのボディに当てる

2つ目は、2又になっている方を硬いものに
当てた後、反対側(指で音叉を持っている方)
の先の丸い部分をギターのボディーに当てて下さい。

onsa3
上の部分をギターのボディに当てて下さい。

そうすると、ギターのボディーが反響して
音が鳴ると思います。

歯でくわえて音を聴く

3つ目の方法は、まず、上の2つの方法と同じように
音叉の2又になっている方を硬いものに当てます。

そして、反対側の丸い部分を歯でくわえて下さい。
(2つ目の時にギターのボディーに当てた部分を
上下の歯で噛むようにしてくわえる)

onsa3
上の部分を歯でくわえます。

くわえやすいように、丸い部分の横に溝が
あると思います。

そうすると、音が聴こえます。

この歯でくわえる方法は、両手が
フリーになるので、音を聴きながら
ギターのペグを回せたりするのでオススメです。

ちょっと汚いですが(笑)

音叉の音を基準にチューニングをする

上の方法で鳴らした音はすべてAの音です。

Aの音は5弦の開放弦の音です。
音叉の音を聴きながら、まず5弦開放弦の音を合わせて下さい。

5弦の開放弦の音を合わせたら
次は5弦の5フレットを押さて鳴らしながら
5弦5フレットと同じ音に4弦の開放弦の音を
合わせて下さい。
(5弦5フレットと4弦の開放弦は
同じDの音です。)

4弦の開放弦をチューニングしたら
同じように

4弦5フレットを押さえながら → 3弦開放弦を合わせる

3弦4フレットを押さえながら → 2弦開放弦を合わせる

2弦5フレットを押さえながら → 1弦開放弦を合わせる

といったように、それぞれチューニングしていって
下さい。

注意してほしいのは、3弦だけ4フレットを
押さえているところです。

他の弦はすべて5フレットを押さえますが
3弦だけは4フレットを押さえるので
注意して下さい。

そして、1弦までチューニングしたら6弦を
チューニングします。

6弦のチューニングは、6弦の5フレットの音と
5弦の開放弦の音を合わせて下さい。

6弦5フレットを押さえて鳴らしながら
5弦の開放弦を同じ音になるように合わせて下さい。

説明の都合で5弦の後に4弦を合わせましたが
5弦の後すぐに6弦を合わせても大丈夫です。

ここまできたら、チューナーを使ってチューニングした時と
同じように、全部の弦が合うまでこの作業を繰り返して
下さい。

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