ギターを弾くときに欠かせないピックですが
一口にピックと言っても形や厚さや材質の違いなどで
様々なタイプのものがあります。

ピックの形

まずは、ピックの形の違いを見て行きたいと思います。

ピックの形は大きく分けると

  • おにぎり型
  • ティアドロップ型
  • ホームベース型
  • サムピック

などがあります。

この中で一番使っている人が多いのが
ティアドロップ型やおにぎり型でしょう。

pick-1
(左)おにぎり型ピック(右)ティアドロップ型ピック

ピックの形がそのまま名前(呼び方)になっているものが多いです。

おにぎり型

おにぎりのような三角形をしたピック
トライアングル型とも言います。

ティアドロップ型

ティアドロップ(Tear Drop)は英語で涙、涙のしずくという意味で
涙のしずくのような形をしたピックです。

ホームベース型

最近はあまり見なくなりましたが
野球のホームベースのような台形の形をしたピックです。
リッチー ブラックモアが使っていたことで有名です。

サムピック

親指にはめて使う ピックです。
英語で親指の意味のThumb(サム)から名前がついています。
指弾きも併用したい場合などに使います。

形によって音や使い心地などが変わってきますので
色々な形のピックを試して自分に合ったものを
見つけて下さい。

ピックの厚さ


次に、ピックの厚さについて、見て行きましょう。

メーカーによっても、違いがあるので
ここでは、フェンダー社を例に
ピックの厚さを、比べてみます。

フェンダーの場合、厚さの種類は

エクストラヘビー(EXTRA HEAVY)
ヘビー(HEAVY)
ミディアム(MEDIUM)
シン(THIN)

などがあります。

一番厚いのがエクストラヘビーで
少しずつ薄くなって行き一番薄いのがシンになります。


エクストラヘビー(厚い)

ヘビー

ミディアム

シン      (薄い)

筆者の主観ですが、傾向としては
エクストラヘビーは速弾き系のギタリストに使っている人が多く、
ヘビーとミディアムはオールマイティーで、
シンはアコースティックギターでストロークをする時に使うことが多いようです。

これから始める初心者の方は
まず最初はミディアムかヘビーのピックを使ってみて
それから他の厚さも試してみると良いです。

同じ呼び方をしていても、メーカーによって
実際の厚さは、違うこともあります。

この他にも、厚さをミリ単位で
表記しているもの、などもあります。

エクストラヘビー 1.15mm
ヘビー   1.0mm
ミディアム 0.7mm
シン    0.5mm

くらいが目安になります。

慣れてきたら、色々な厚さのピックを試してみると面白いです。

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