チューニングの基礎知識とチューナーの選び方

ギターを買ってきたら、すぐ弾いてみたくなると思いますが
一旦その心をグッと落ち着かせて、まずは弾く前にチューニングをしましょう。

チューニングの基礎知識

チューニングをする前に、基本的な知識を説明します。

チューニングとは?

ギターには6本の弦が張ってあります。
ギターを正面から見て1番右側に張ってある
1番細い弦が「1弦」で、そこから左側に向かって順番に
「2弦」、「3弦」となり、1番左側の1番太い弦が「6弦」になります。
(7弦ギターは?などのツッコミは受け付けません!)

それぞれの弦には決められた音の高さがあります。

弦の音を決められた高さに合わせることを
チューニングと言います。

ギターを弾く前は必ずチューニングをしましょう

初心者の頃は良く分からなかったりめんどくさかったりで
結構いい加減なチューニングでギターを弾いてしまう
ことがあるかもしれませんが、ギターを弾く前にチューニングはしっかりと合わせましょう。

チューニングが合っていないギターを使っていると、音感が育ちませんし
それどころか悪くなってきます。

音楽をやる人にとって音感は本当に大切なので
初心者の頃から毎日ギターを弾く前は
必ずチューニングする癖をつけましょう。

チューニングはチューナーを使って行う

チューニングをする方法としては
チューナーを使ったり音叉を使ったり
といくつか方法がありますが
最初は迷わずチューナーを使うことをおすすめします。

チューナーというのは、ギターの音の高さを合わせる時に使う
音を表示する機械です。

チューナーは安いものだと1~2千円くらいで売っています。

できればギターを買うときにチューナーも一緒に
買ってしまうのが良いでしょう。

買うのを忘れてしまった人は
スマートフォンに無料のチューナーのアプリがありますので
最初はそれを使っても良いです。
最初に必要な物

ちょっと慣れて来たら『音叉』を使ってチューニング
をしてみると自分の耳も鍛えられるので
ギターに慣れて来たらこの方法も是非やってみてください。

チューナーに表示されるアルファベットの意味

チューナーに表示されるアルファベットの意味ですが

音の名前(音名)です。
「ドレミファソラシ」を英語にしたもの。です。

ドレミファソラシはイタリア語です。
英語ですと、「CDEFGAB」
日本語ですと、「ハニホヘトイロ」になります。

ですので、チューナーに表示されるアルファベットは音名で、ドレミファソラシの英語名になります。

ギターを弾いていると、このアルファベットが良く使われますので、覚えておいてください。

チューナーの選び方

次は、チューナーの選び方です。

チューナーには、
ギターからシールドでつないで音を入力して合わせるタイプや、
ヘッド(ギターを立てかけた時一番上の部分)のあたりに付けて振動を拾って合わせるタイプ
(クリップ式)や小さなマイクが付いていて、そこで音を拾ってあわせるタイプなどがあります。

クリップ式がおすすめ

その中から、初心者の方にオススメなのは
クリップ式のチューナーです。

このタイプはヘッドに付けておけば
いつでもチューニングをする事が出来ます。

ギターをスタンドなどに立てかけておいて
常に付けておけば弾き始めるときに
手軽にチューニングを行えます。

チューニングは日常的に行いますので
この手軽さが結構重要です。

ギターからシールドでつなぐタイプ

ギターからシールドでつなぐタイプは
一番安心感はありますが
家でアンプにつながずに弾く場合などは
いつも弾き始めるたびに
シールドでつながなくてはならず
少し手間がかかります。

そのため
「昨日合わせたから今日はいいか!?」
などとついチューニングをしないで
音の合っていないギターで
練習をしてしまったり、といった事に
なりかねません。

マイクで音を拾うタイプ

次にマイクで音を拾うタイプですが
このタイプは周りの音も拾ってしまうので
合わせ難いことがあります。

特にアンプにつながないと音の小さい
エレキギターにはあまり向いていません。

とはいえこのタイプは
最近ではスマートフォン用のアプリなどもあり
無料で手に入るので、まだチューナーを持っていないので
買うまではとりあえずアプリで、といった方には良いでしょう。

ギター用チューナーとクロマチックチューナー

チューナーは、ディスプレイに音名が表示されるタイプが多いですが、
ギター用チューナーという名前で売っている物で
ギターの弦の数字で表示されるものがあります。

このタイプは、どの弦をどの音にあわせれば良いか覚えていない初心者の方には良いですが
合わせたい音と今鳴っている音が離れている場合など、
(5弦をAに合わせたいのに今鳴っている音がBとかCとかの場合)
ディスプレイに何も表示されないことがあります。

そのため、音を上げれば良いのか下げれば良いのか分からなくて
お手上げ状態になってしまう初心者の方もいます。

一方、クロマチックチューナーというのは
半音ごとに音を合わせることが出来て
常に今鳴っている音名が表示されます。

ですので、音を上げれば良いか下げれば良いか分からなくなってしまう可能性は低くなります。
(1オクターブ以上離れていて迷ってしまう可能性はあります。)

市販のチューナーは
クロマチックチューナーだけではなく
ギター用だけの物
ギター用、ベース用、ウクレレ用、バイオリン用などが選べる物
ギター用、ベース用、クロマチックとそれぞれのタイプが選べる物などがあります。

以上から、おすすめは
ギター用とクロマチックの両方を
選べてどちらでも合わせられるタイプです。

どちらかのみの場合は、クロマチックチューナーを
おすすめします。

チューナーを選ぶ時のまとめ

最初のチューナーを選ぶ時は
クリップ式チューナーで
ギター用とクロマチックが
選べるタイプがおすすめです。

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コメント

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  1. 2020年 6月 13日

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